私たちは喜劇(コメディ)の劇団です。

創作戯曲募集

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エコラボ創作戯曲募集2024

テアトル・エコーの「創作戯曲募集」が生まれ変わりました!

喜劇、コメディの専門劇団テアトル・エコーが48年の歴史を刻んできた創作戯曲募集が、
「エコラボ創作戯曲募集」に生まれ変わり、新たな共同創作の形を提案します。
エコラボというネーミングには「エコーとコラボ」「エコーのラボ(研究室)」で一緒に作品を磨き上げたい!という思いが込められています。
作品の完成度を競い、賞金獲得を目指す「戯曲賞」とは一線を画し、最長1年間、エコー劇団員との共同作業によるブラッシュアップを経て、稽古から上演までのすべてのプロセスを経験していただく、トータルアプローチ・プロジェクトです。

「我こそは若手!」というあなた! 意欲的な作品をどうぞお寄せください。劇団員一同、手ぐすねを引いてお待ちしております!

【募集部門】
1)戯曲部門
劇場で上演可能な喜劇、コメディ戯曲。
400字詰め原稿用紙換算で100~200枚程度を目安としてください。
シナリオのご応募はご遠慮ください。

2)声劇・オーディオドラマ部門
朗読、リーディング、オーディオドラマを前提とした30分程度の喜劇、コメディ脚本。

1)2)のいずれも未発表、未上演のオリジナル作品に限ります。
翻案作品や、他の戯曲・ドラマ・小説・コミックス等からの引用が含まれる場合には、作品名と使用箇所を明記し、著作権処理が必要な場合は応募者の責任で行って下さい。
原稿用紙書式でのご応募はご遠慮ください。

※応募作品の著作権は作家本人に帰属しますが、エコラボ作品としての初演上演権は株式会社劇団テアトル・エコーにある事をご了承頂きます。


【応募方法】

エントリーシートをダウンロードの上、必要事項を記入し、作品データと共に、下記のアドレス宛、メールでご応募ください。
送付の際には、メールのタイトルを「エコラボ2024作品応募/応募者名」とし、PDF化したデータを添付の上、ご送付ください。
エントリーシートのダウンロードはこちらから

劇団テアトル・エコー geki@t-echo.co.jp

【エントリー受付期間】

2024年4月1日(月)10時00分~30日(火)23時59分

【選考】
作品の選考はテアトル・エコー文芸演出部、演技部があたります。
戯曲部門、声劇・オーディオドラマ部門共に、2024年9月下旬に劇団ホームページで発表します。

【ブラッシュアップ】
劇団員がメンターとなり、マンツーマンで作品をブラッシュアップします。
作業は、対面、メール、オンライン会議ツールなどを使用し、概ね月1回程度の予定です。
ブラシュアップの作業に、受講料等は一切かかりません。

【上演】
上演の際に、上演料(脚本使用料)をお支払いいたします。
作品上演の時期は下記の通りです
・戯曲部門:2025年度中
・声劇・オーディオドラマ部門:2025年1月~3月の間
演出、出演はテアトル・エコーの劇団員が担当します。

 

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テアトル・エコーは、喜劇を上演し続けている劇団です。
意欲的な素晴らしい作品をお寄せください。

第48回テアトル・エコー創作戯曲募集選考結果について

■入選 該当作品なし
■入選佳作 『大正パンデミック』 磯谷智史 作

今回も多数の応募をありがとうございました。100本を超える応募があった年もありましたが今回は31作品でした。本数的には少なかったものの内容は濃く、劇団員による一次選考を経て文芸演出部による最終選考では4作品が取り上げられ、検討の結果1作品を佳作といたしました。

以下、最終選考に取り上げられた作品(作者名敬称略)

『我という人の心はたゞひとり』(竹市英司 作)

『サマーカーニバル』(戸津航 作)

『書いても書き直し』(伊藤圭太 作)

『大正パンデミック』(磯谷智史 作)

 

最終選考作品に対する講評は下記の通りです。

〈選評〉『我という人の心はたゞひとり』

小説家谷崎潤一郎の生きた様子を最後の妻松子の語りで進行していく戯曲。ドロドロになりそうな人間関係がドライに可笑しみをもって展開される内容ながら、人物の描かれ方が想像の域を出ず残念。もっと弾けて欲しかった。

〈選評〉『サマーカーニバル』

限界集落脱出策として村の青年男女たちが石器発掘を材にあれこれ仕掛ける物語。色んな逆転が出来過ぎだが軽喜劇として楽しめるもののリアリティが乏しい。発掘現場をめぐるリアリティを出すかいっそリアリティを飛び越える発想で書いてもよかったのではないか。

〈選評〉『書いても書き直し』

作者の思い入れを強く感じ楽しく読めたという選者もいたが、動きの少なさから見る楽しさに欠け、ラジオドラマ向きではないかという評が大半を占めた。

〈選評〉『大正パンデミック』

スペイン風邪を時代背景にCOVID19に翻弄される現世をイメージさせる内容。笑いの数は少ないが良く書けている。エンディングにも好感が持てる。しかしながら第三幕からが駆け足の感あり。同作者により以前応募された「眼上の敵」(佳作)における整合性無視的面白さはないが、今!という作品。

以上、入選作品がなかったのは残念ですが、入選はそのまま上演となるだけにどうしても慎重にならざるを得ません。どうぞため息を執筆へのエネルギーに換えてください。

 

2014年〜2020年の選考結果

テアトル・エコー創作戯曲 歴代当選作品
*地色のついている作品は、既にテアトル・エコーで上演された、或いは上演が決まっている作品です。
年度 作品名 作者名 上演年月 演出者名
1974 1 佳作 新結婚時代 江沼厚一    
    佳作 楊貴妃 呼子鳥猶也
(呼子鳥あざみ)
   
    佳作 終末狂走曲 岡田和義    
    佳作 ラ・秀康 持田諒    
1975 2 佳作 半変化束恋道中
(はんばけおたば こいのみちゆき)
岡本多美子
(岡本螢)
1980.07
7月公演
熊倉一雄
          1982.03
第7期養成所卒業公演
熊倉一雄
          1987.03
第12期養成所卒業公演
熊倉一雄
          2004.09
第125回本公演
永井寛孝
1978 5 佳作 プラスチック・ブルース 桜井雅司 1979.07
佳作トライアル公演
上原一子
    佳作 ろば 呼子鳥あざみ 1979.08
佳作トライアル公演
戸部信一
    佳作 心中一緒夢
(しんじゅう うぃず どりーむ)
岡本多美子
(岡本螢)
1979.08
佳作トライアル公演
納谷悟朗
1980 7 佳作 タッソーおばさんこんばんは 武山博    
1982 9 佳作 交換交換 八樹育子    
    佳作 クメールの不思議な壺 武山博    
1983 10 佳作 われらの狂気を生き延びる道は弥栄(いやさか) 水木亮    
    佳作 体温計をどうぞ 武山博    
    佳作 ひなげし 田畑喜十    
1984 11 佳作 六花撰戯場種尽
(ろっくわせん しばいもとりどり)
松沼薫    
1985 12 佳作 以心伝来無効不見
(いしんでんらい むこうみず)
安藤涼子    
1986 13 入選 知らぬは他人 室土猩 1988.04
第81回本公演
曾我部和恭
1987 14 佳作 もういくつねてもお正月 北原隆    
1990 17 佳作 ピンク・レインの娘 桐生祐狩 1991.08
サマー公演
納谷悟朗
    佳作 ハッピーウーメン 梅田正輝    
1991 18 佳作 行く年来る年くるくれこい 北原隆    
1992 19 佳作 時給刑事 清水順    
1993 20 佳作 深く眠ろう死の手前ぐらいまで 小川未玲 1996.07
夏の公演
熊倉一雄
1995 22 佳作 駆け落ち天国 清水順    
1996 23 佳作 風の吹く場所 -心象風景- 湯川聖司
(森江賢二)
1998.08
涼風公演
納谷悟朗
1997 24 佳作 ミナト街電化物語 福田茂樹    
2000 27 佳作 死が二人を分かつまで ゆうき淑乃    
2003 30 佳作 眼上の敵 磯谷智史    
2004 31 佳作 病院ミシュラン 唐沢伊万里 2006.01
劇団内リーディング
平野智子
          2014.03
SIDE B公演
永井寛孝
2007 34 佳作 Behind the Stage〜ステージの裏側で 木戸恵子 2008.03
劇団内リーディング
平野智子
2009 36 佳作 時苦想パズル 石川栄一 2010.07.29-08.4
SIDE B公演
熊倉一雄
2010 37 佳作 バスタブで遊泳するあなたへ 石原美か子 2011.06.26
劇団内リーディング
保科耕一
          2013.07
SIDE B リーディング
保科耕一
2018 45 佳作 この大海原の片隅で 武浩幸 2019.5.23
劇団内リーディング
上原一子
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