テアトル・エコー公演163
伝説のミュージカルコメディ

子どもとその付き添いのためのミュージカル

11ぴきのネコ

熊倉一雄の熱い要望で、馬場のぼる氏の絵本「11ぴきのねこ」を井上ひさし氏が戯曲化し、1971年初演、1973年に再演。その後およそ10年に渡って全国を巡演した劇団の代表作「11ぴきのネコ」を、劇団発足75周年記念公演として半世紀ぶりに上演致します。
半世紀を経た今でも変わらない生きる過酷さと、それを笑い飛ばしながら立ち向かってゆくネコたちの逞しさ…。私たちもこのネコたちと、もう一度立ち向かって行こうと思います。ままならぬ世の中に理想を掲げ、今、未来への第一歩を—

芸術文化振興基金助成事業

★ニャイト割 19時開演の回は1,000円お得!

<30日はイベントデー!>
●13時、18時の回とも、終演後に衣裳を着けた出演者と記念撮影が出来ます。
◇13時の回は、未就学児童も観劇出来ます(他の回はご入場出来ませんのでご注意ください)。椅子に追加のクッションをご用意し、途中休憩を2回挟みます。未就学児童のキティチケットは18枚限定です。大人も子どもも一緒に舞台を盛り上げましょう!

△12月1日13時、4日18時の回は終演後に10分ほどの休憩を挟み、演出家、出演者による約20分のアフタートークがあります。別日にご観劇の方も、半券を提示下さればご参加頂けます。無料ですので、ふるってご参加ください!

▼6日18時の回は終演後、バックステージツアーを開催!舞台上に上がって頂き、スタッフがセットの裏側をご案内します。


<料金>

一般…6,500円
◇キティチケット(未就学児童)※12月1日13時の回のみ、18枚限定…1,000円
子ねこチケット(小学生)…2,000円
ユースチケット(中学生~29歳)…4,000円
★ニャイト割…5,500円

子ねこチケット、ユースチケットは当日窓口で身分証をご提示ください。


<ストーリー>

野良ネコのにゃん太郎は、空腹の余り倒れそうになっているところで、同じく腹ペコの10ぴきの野良ネコたちに出会う。11ぴきになったネコたちは、物知りのにゃん作老人から北の方に棲む「とほうもなく大きな魚」の話を聞き、捕まえにゆく旅に出ることを決める。
学者に飼われていたネコ、徴兵から逃げてきたネコ、ドサ廻りの役者だったネコ、ネコババが得意のネコなど、お互いの素性はさまざま。ケンカしながらも、歌の力で結束を強めた彼らはついに目的地にたどり着き、大きな魚を発見するが…!?

馬場のぼる氏の絵本「11ぴきのねこ」の中に込められていた「世の中甘っちょろいもんじゃないぞ」(初演パンフレット内、馬場・井上両氏の対談より)というメッセージを含め、井上ひさし氏は圧縮されていた色々なものを膨らませた戯曲を書きあげました。副題には、ちょっとだけ文字の小さい「子ども」と(いうよりもむしろ)その付き添いのためのミュージカル、というシャレが込められています。
大の男たちが声を張り上げ舞台を駆け巡ったその初演は大ヒットを記録!けれど今回は比較でも改善でもなく、一新されたスタッフ・キャストが知恵を出し合って、今の私たちならではの舞台を創り上げます!
前身の「やまびこ会」から数えて75周年を迎えたテアトル・エコー163回目の本公演、どうぞお楽しみに!

<出演>

 

小宮 孝泰(コント赤信号)
オフィス ピー・エス・シー・

天晴れ指導者のにゃん太郎 
あっぱれしどうしゃの にゃんたろう


テアトル・エコー養成所2期卒業。劇団に所属した後、1980年、コント赤信号として「花王名人劇場」でTVデビュー。30代からは俳優業に専念し始め「星屑の会」を結成、多くの舞台、映画、ドラマで活躍している。2004年に文化庁文化交流使としてロンドンに演劇留学して英語劇も披露。17年間演じ続けているライフワークの一人芝居「線路は続くよどこまでも」は、現在ドキュメンタリー映画が制作進行中である。役者の落語会「ごらく亭」を主催し高座にも上がっている。2018年初エッセイ「猫女房」を出版。

テアトル・エコー公演には2009年「お手を拝借!」以来の参加となる。

小泉聡美

 

小泉 聡美

穏健温和仏のにゃん次 
おんけんおんわ ほとけの にゃんじ

 

杉村 理加

 

杉村 理加

旅廻りのにゃん蔵 
どさまわりの にゃんぞう

 

 

黒川 なつみ

徴兵のがれのにゃん四郎 
ちょうへいのがれの にゃんしろう

 

吉川 亜紀子

 

吉川 亜紀子

軍隊嫌いのにゃん吾 
ぐんたいぎらいの にゃんご

 

 

加藤 拓二

木天蓼のにゃん六 
またたびの にゃんろく

 

松澤太陽

 

松澤 太陽

逆恨みのにゃん七 
さかうらみの にゃんしち

 

 

後藤 敦

猫撫で声のにゃん八 
ねこなでごえの にゃんぱち

 

澤山佳小里

 

澤山 佳小里

猫舌のにゃん九 
ねこじたの にゃんく

 

 

小野寺 亜希子

紙袋のにゃん十 
かんぶくろの にゃんじゅう

 

 

田中 英樹

猫糞のにゃん十一 
ねこばばの にゃんじゅういち

 

 

田中 真弓
青二プロダクション

鼠殺しのにゃん作老人 
ねずみごろしの にゃんさくろうじん


テアトル・エコー養成所3期卒業。劇団に所属した後、女優、声優として幅広く活動。主な出演作品は『ONE PIECE』(モンキー・D・ルフィ)、『
ダンダダン』(ターボババア)、『天空の城ラピュタ』(パズー)、『忍たま乱太郎』(きり丸)、『ドラゴンボールシリーズ』(クリリン)など。ハスキーな声から、少年役を多く演じる。1988年、 竹田えり、永井寛孝等と劇団「おっ、ぺれった」を立ち上げる。

テアトル・エコーでは所属中の1982年「地下は天国」などに出演後、2009年の「お手を拝借!」でゲスト出演。16年ぶりの公演参加となる。

舞台転換や装置を動かすスタッフも、歌って踊る「あんさんぶるニェコー」として舞台を駆け巡ります!

<あんさんぶるニェコー>

    • おまた かな

    • 徳永創士

      永山 創士

    • 早川 諄

      早川 諄

    • 吉村いろり

    • 北村 芽久

    • 光吉 熙哲

<スタッフ>

作=井上ひさし
演出=永井寛孝
音楽=宇野誠一郎

美術=大田創
照明=橋野明智(ライティング・ビー)
衣裳=西原梨恵
音響=大堀巴瑠花
音響協力=山崎哲也
舞台監督=金子武男
舞台監督助手=網倉直樹
演出補佐=雨蘭咲木子
演出助手=佐藤巴南
歌唱指導補佐=杉村理加

舞台写真=石川純
宣伝美術=市川きよあき事務所
制作=近藤泰代 藤原堅一
協賛=セカツク
助成=独立行政法人 芸術文化振興会
協力=青二プロダクション/井上ひさし事務所/オフィス ピー・エス・シー・
   こぐま社/プロダクション・タンク
原作=馬場のぼる「11ぴきのねこ」(こぐま社)
主催=(株)劇団テアトル・エコー


<振付>

 

スズキ 拓朗
CHAiroiPLIN

振付家/演出家/ダンサー

 

蜷川幸雄が学長を務める桐朋学園芸術短期大学に入学し、演劇・パントマイム・ダンスの基礎を学ぶ。ダンス×演劇の新たな可能性を強く打ち出す公演を続けている。台詞、歌、オノマトペなどをふんだんに取り入れ、子供から大人まで楽しめる作品を目指す。
ダンスカンパニー「チャイロイプリン」主宰。ダンスカンパニー「コンドルズ」所属。
NHK「みいつけた!」振付出演、「刀剣乱舞」「文豪ストレイドックス」、日生劇場、博多座公演への振付など多数。
第75回芸術選奨舞踊部門文部科学大臣新人賞文化庁芸術祭舞踊部門新人賞、
横浜DANCE COLLECTION EX奨励賞、トヨタコレオグラフィーアワードファイナリスト、第46回舞踊批評家協会新人賞。第9回日本ダンスフォーラム賞、演出家コンクール最優秀賞、杉並演劇祭優秀賞、第三回世田谷区芸術アワード飛翔舞台芸術部門第1位受賞。紅白歌合戦、FNS歌謡祭などに出演。
桐朋学園芸術短期大学、国際文化学園非常勤講師。平成27年度東アジア文化交流使。
2017年SIDE B公演「月おとこ」の振付・構成・演出以来、8年ぶりのテアトル・エコー参加。

<音楽監督・演奏>

 

後藤 浩明

作曲家/演奏家

 


桐朋学園大学作曲科卒。在学中よりレコーディングやライブ(フリッパーズギター、いとうせいこう、宮村優子、THE 家元、数々の映画音楽や大河ドラマ、etc)、メディアアートのパフォーマンスやインスタレーション、音楽ライターなど幅広く活動。その後、作曲家/演奏者/音楽監督/俳優として、栗山民也、西川信廣、鴻上尚史、河合祥一郎、詩森ろば、J・ブロック、R・アッカーマン、R・ダニエルズ、J・マグラー、L・アニシモフ等の演出による、新国立劇場、世田谷パブリックシアター、こまつ座、PARCO、ホリプロ 、TPT、文学座、青年座、俳優座劇場、明治座、serial number、趣向など、数多くの演劇、舞台作品に関わって現在に至る。

1999年度『野望と夏草』等の音楽の成果により、第6回読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞。東京藝術大学ゲスト講師。大日本茶道学会正教授。
テアトル・エコーとの関りは、本公演「カレンダー・ガールズ」「IS HE DEAD?」、SIDE B公演「DANCE WITH OZ」「関節炎/相寄る魂」での作曲、SIDE B「涙で頬が傷だらけ」での演奏のほか、関連公演など多数に及んでいる。


【チケット取扱】

03-5466-3321
チケット専用電話
080-3177-3800
10月27日(月)より  (平日10:30~17:30)土日祝休み

03-5466-3321
前売初日(10/27)に限り、上記の電話と劇場一階窓口でも予約を承りますので、
ご利用ください。

*劇団予約ならここが安心
*他の日への交換・キャンセルもお受け出来ます。開演24時間前まで変更可能です。

インターネットでの予約     CoRichチケット!
                                                          (開演の24時間前まで受付)

※当日のキャンセルはお受けできません。
※開演に遅れてご入場の場合、立見でご覧願うこともありますので、あらかじめご了承ください。

 【アーカイブ配信】

遠方にお住まいの方や、スケジュールのご都合で劇場に直接いらっしゃれない皆さまに、配信で公演の模様をお届けします。
詳細は後日、当HPで発表します。

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エコーのバリアフリーサービス(要予約)
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  • 介助者無料(1名まで)
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  • 台本事前貸出し可能
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  • 受付の筆談対応

●お問合せ・公演案内
〒150-0011 東京都渋谷区東3-18-3 劇団テアトル・エコー
TEL.03-5466-3359(平日11時~18時) FAX.03-5466-3313
担当者:劇団テアトル・エコー演劇制作部
geki@t-echo.co.jp
こちらからもメール送信できます。

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