テアトル・エコー 「八月の人魚たち」
四国・北海道ブロック巡演
新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン
●はじめに
密閉(換気の悪い空間)、密集(多数が集まる場所)、密接(間近で会話発声が行われる)とい う3つの条件、三密が重ならないように稽古・本番を実施します。
現在、考えられているコロナウイルスの感染経路は、「飛沫感染」「接触感染」「空気感染」の 3つです。
飛沫感染
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば)と一緒に放出されたウイルスが、他の方の口や鼻、目な どに吸い込まれて感染に至る事象。圧倒的に多いのがこの感染経路です。
→不織布マスク着用を徹底し、食事や喫煙中の会話は厳禁!
接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付着しま す。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻、目を触るとその粘膜か ら感染に至る事象。
→手指のアルコール消毒を徹底!
→咳エチケットの徹底!
空気感染
飛沫から水分が蒸発した状態で、さらに小さな微粒子(エアロゾル)となり、空気中を広範 囲にわたって漂い、それを吸い込んで感染する。
→換気を徹底!
稽古場、楽屋、劇場、移動の交通機関においても、これら3つの感染経路を断てる行動をお 願いします。
コロナウイルスの初期症状
症例:発熱、極端な咳、呼吸困難、全身倦怠感、疲労感、咽頭痛、筋肉痛、味覚・嗅覚障害、 頭痛、鼻水、下痢、嘔気・嘔吐、息苦しさ、など
これらの症状が少しでも疑われた際は、迷わず制作に伝えてください。
基礎疾患があると症状が重篤化する可能性が高いという研究結果もありますのでよりご注意 ください。また、持病をお持ちで服薬/投薬をしている方は制作部に申し出て下さい。
なお、同居家族や職場などの近しい人が新型コロナウイルス感染症の感染者となった、もし くは感染の可能性が疑われている場合は、速やかに制作にお伝えください。
濃厚接触について
※ 保健所から濃厚接触者に指定されると、PCR 検査で陰性でも接触日から2週間の自宅待機 となります。
※ 陽性確定者の感染可能期間(コロナウイルス感染症を疑う症状を呈した2日前から隔離開 始までの期間)に接触した者のうち、次の条件に該当するものが濃厚接触者です。
① 手で触れることのできる距離(目安1メートル)で、必要な感染予防策無しで、患者(確 定例)と 15 分以上の接触があった者
(周辺の環境や接触の状況等、個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)
→複数人の内、1人でもマスク等予防対策無しで、約1メートルの距離で 15 分以上の接触が あった場合が濃厚接触になります。
→声を大きく張る芝居や、歌唱など飛沫がより飛ぶ状況であれば、1メートル以上でも濃厚 接触に指定されることがあります。
② 陽性者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内)があった者
③陽性者(確定例)の気道分泌物もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
保健所は陽性者からのヒアリングを元に判断するため、疑わしい状況を作らないことが濃厚 接触対策になります。
稽古・公演 実施の前提
- スタッフ・キャストは健康を守ることを第一と考え、体調が悪い(かもしれない)と感じ た場合には、制作に報告して下さい。
- 万一感染者が出て、稽古・公演に中止を含む支障が出た場合も、感染者に責務を負わせま せん。
- 各セクション(役者・舞台部・照明部・音響・衣装・運輸・制作部)は体調不良者が出た場 合に備え、可能な限りバックアップができる体制を構築しておく。
- コロナウイルス感染症を疑う症状を呈した方と、発症 2 日前から隔離開始までの期間に濃 厚接触した可能性がある場合は、速やかに申し出る。
※感染が疑われる場合※
- 万が一、感染が発生した場合は、公演は中止とします。また、感染した人の人権を守る配 慮を行います。
- 稽古、旅期間中において、感染が疑われる人が発生した場合、速やかに隔離し人との接触 を可能な限り避けるものとする。帰国者・接触者相談センターに連絡し、対応を相談する。
- 感染が疑われた場合、感染防止の観点から一人で行動していただきます。その際の流れは 別紙にて指示します。
● 稽古開始前(稽古準備期間)
④インフルエンザの予防接種を必ず受けてください。(自己負担)
⑤ 出演者、スタッフはPCR検査を受けていただきます。稽古開始前、稽古期間、本番前、本番期間【計 4 回予定】
⑥ 新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の取得を推奨します。
検温のお願い
⑦ 稽古合流2週間前(10月14日)から千秋楽2週間後(12月26日)まで、毎朝検温、検温表へ記入をお願いします。
・同居人様の検温と記入をお願いします。(お名前は書かず、A,B 等の表記で OK です。事前 に人数をお知らせください。)
⑧ 体温管理の為、各自で体温計を持参して下さい。
・平熱を予めお知らせください。平熱より高い(微熱や風邪症状のある)場合は、速やかに 制作へご連絡ください。
緊急連絡先ご登録のお願い
⑨ 関係者の緊急連絡先の名簿作成にご協力ください。
クラスター対策として、全スタッフの名前、連絡先を事前に教えて下さい。また、感染が 疑われた場合、保健所の聞き取りに協力し、必要な情報提供を行う場合があることをご了 承ください。
●稽古時(5 階稽古場、エコー劇場)
〈10 月 28 日(水)~11 月 21 日(土)〉
① 入室時
入室時の検温
- 自宅での検温に加えて、全員入室時に検温を行います。平熱より高い(微熱や風邪症状の ある)場合や体調に異変がある場合は帰宅とします。少しでも異変を感じれば自宅を出る前 にご一報ください。
こまめな手指のアルコール消毒のお願い
- 稽古場に入る時、手洗い、必ず手指のアルコール消毒を行ってください。
- 小分けの消毒液の携帯を推奨します。常にポケットに入れて稽古中、食事前、たばこを吸 うときなどこまめに手指の消毒をしてください。
靴の履き替え
- 外から入館した際は、靴裏を拭くことを徹底して下さい。
- 靴は、5 階稽古場、舞台に上がる際、室内履きと外履きをしっかり履き替えてください。
不織布マスクの着用徹底!
- 一時外す際も、ケースにしまったりするなど、安易に放置しないよう徹底してください。
② 稽古場・劇場について
換気について
- 仕込み撤去において、十分な時間を設定し、三密の発生防止に努めます。
- 稽古場内は常時換気を実施します。(窓の開放、換気システムを作動する。)
清掃について(制作部、舞台部連携)
- エコー劇場では、土足と室内履き・衣装靴のエリア分けを行います。
- 稽古場内・劇場の、手すり、ドアノブ、机、いす、床などは頻繁に清拭消毒を行います。
- 稽古前、後で床の抗菌処理を行います。
- 舞台セットのキャスト・スタッフの触れる部分、小道具は舞台監督と相談しなるべく除菌 処理を行います。
- スタッフは、できるだけ用具の共有を行わないものとします。
- なるべく道具ごと、機材ごとに担当を決め、担当以外が扱わないようにします。
稽古着・スタッフ着について
- 着用した稽古着は必ず自宅に持ち帰り洗濯をしてください。
- 着用した稽古着を稽古場に置いたままにしたり、二日連続で着用しないようにお願いいた します。
トイレについて
- トイレに行く際は、外履きに履き替える。
- 蓋をして水を流してください。
- 手洗いは、必ず 20 秒以上かけて行ってください。ウイルスが死滅します。
- トイレから稽古場に戻る際も手指アルコール消毒をお願いします。
喫煙所について
- エコー劇場ではコロナ禍で喫煙所を設けていません。喫煙所を利用の際は、大変お手数で すが、駅などの公共の喫煙所を利用下さい。
公演関係者以外について
- PCR 検査済みの公演メンバーとの接触を避ける為、公演メンバー以外の稽古見学はご遠慮 いただきます。
楽屋について
- エコー劇場のガイドラインに則り、上限 8 人まで。
- 楽屋内では可能な限り距離を取った鏡前の配置とします。
- 楽屋入室時、手指の消毒を行ってください。
- 靴は、楽屋の入り口で室内履きに履き替えてください。
※外階段を使用する際は外履きでお願いします。
※作業内容・作業時間などで難しい場合は舞台に上がる前に靴裏の消毒を必ず行ってくだ さい。 - メイク時も不織布マスクを 15 分以上外さないよう配慮をお願いします。
- ヘアメイク道具は共用で使用しない!また消毒や除菌をしてください。
- 楽屋内は常時換気を実施します。
- 楽屋内の手すり、カーテン、ドアノブ、机、いす、ロッカー、床などは頻繁な清拭消毒・除菌を行います。 (役者、制作部連携)
- 使用前後で除菌処理を行います。 (役者、制作部連携)
- 関係者以外の楽屋の出入りは制限し必要時を除き極力少なくします。
食事・ケータリングについて
- お茶場、ケータリングは設置しないため、各自ご用意をお願いします。
- 食事をする際は一人で済ませてください。食事中会話をしないようお気をつけください。
- 自身のみが使うカップ・タンブラー 等を持参・使用する場合は、各自で管理する。
- ペットボトル飲料も同様です。残置されたペットボトルは廃棄してください。
- 清掃やゴミの廃棄を行う者はマスクの着用を徹底し、作業を終えた後は、手洗いや手指消 毒を行ってください。
移動について
- 移動中は不織布マスクを着用・咳エチケットを遵守してください。
- 乗り物内では、私語をお控え下さい。
- バス移動は全て貸し切りです。窓側の席に座って、距離を取るようにして下さい。
- 飲酒はお控え下さい。
稽古後
- 速やかに帰宅をしてください。
●本番期間中
〈11 月 22 日(日)~12 月 12 日(土)〉
鑑賞会との連携のもと、各劇場のガイドラインに則って公演を実施します。 皆さんは上記で記したことと各地のガイドラインに従うことを徹底するようよろしくお願い します。
- 交流会、インタビューは全てお断りします。
- お通しはありません。
- カーテンコールのプレゼントは行いません。
- 鑑賞会の方が楽屋を出入りすることはありません。
夜、宿での注意事項
- 宿に帰った後、部屋の行き来はしないで下さい。
- 複数人での会食を控えてください。また、感染予防上、旅先で友人や家族に会うことはご 遠慮下さい。
- 飲酒する場合、自室でお一人にてお願いします。
- 移動・食事の際は、密を避け、最大限の予防を各自で徹底して下さい。
●公演後
- 千秋楽から 2 週間以内に感染が疑われる症状が出た場合、必ず制作に知らせて下さい。
●皆さまへのお願いまとめ
- 稽古場、劇場において必ず不織布マスクをつける。
自宅など避けられない状況以外、プライベートでもマスクを着用し、濃厚接触にならない よう最大限気をつけて下さい。感染予防対策と濃厚接触者対策、それぞれお願いします。
- 食事中の会話厳禁!喫煙所の会話厳禁!!
- 手洗い、手指アルコール消毒をまめにする。
- 日々の検温
出演者、スタッフ共に体調が悪い時(【新型コロナウイルスの初期症状】が何か一 つでも該当する場合)、すぐに制作に申告してください。稽古に来るべきか、稽古を休むべき かの判断は制作がします。自分で判断しないようにお願いします!
このガイドラインは、新型コロナの状況によって、今後多少の変更をすることがあります。 ここに書かれていることをメンバー全員が守ることが私たちの感染症対策です。ご協力を何 卒よろしくお願いします。