テアトル・エコー公演149 日本初演 マリッジ・コメディ「けっこうな結婚」

2015年5月15日(金)~26日(火)
けっこうな結婚 けっこうな結婚
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作:マイケル・ジェイコブズ 訳:常田景子 演出:高橋正徳

<あらすじ>

50代半ばに差しかかり、倦怠気味の夫婦が二組。
自分たちの結婚はこれで良かったのか、本当の幸せとは何なのか、人生に戸惑いの季節をむかえ、ジタバタする大人たち。
一方、結婚を意識し始めた同棲中のアレンとミシェルは、先の見えない将来に不安を抱え、両親に結婚のアドバイスを求めるが…。

<作品について>

ブロードウェイでも絶賛された
ユーモラスなロマンス・コメディ!!
『けっこうな結婚』(原題_ Cheaters)は、アメリカ・ニュージャージー州出身の作家マイケル・ジェイコブズ(Michael Jacobs)の処女作です。この作品で好評を得たジェイコブズは、最も若いブロードウェイ作家の一人として称賛され、演劇の世界のみならず映画やテレビの世界でも幅広く活躍しています。
作家が22歳の若さで書き上げたとは思えない『結婚』をめぐる男女の艶っぽい喜劇をどうぞ、ご堪能ください!

<作家 マイケル・ジェイコブズ プロフィール>

1955年アメリカ・ニュージャージー州生まれ。劇作家兼プロデューサー。1977年に南フロリダで本作を初演(カルボネル賞のNEW WORK賞 受賞)し、翌年ブロードウェイにて再演。『有名にうまくやっていくこと』(1984年)、『印象主義』(2009年)と3本の戯曲を執筆している。また、テレビドラマや映画のプロデューサーとしても活躍しており、1993年から2000年まで放送されたシチュエーションコメディ『ボーイ・ミーツ・ワールド』(ABCテレビ)や映画『クイズショー』(1994年 アカデミー賞作品賞ノミネート・ニューヨーク映画批評家協会賞受賞)等がある。

<訳 常田景子 プロフィール>

東京大学文学部心理学科卒業。文学座附属演劇研究所第20期卒。
2001年『パウダー・ケグ』『パーフェクト・デイズ』『ツー・ポイント・ファイブ・ミニット・ライド』の翻訳で第8回湯浅芳子賞を受賞。
『滅びかけた人類、その愛の本質とは…』『6週間のダンスレッスン』『奇跡の人』『ピアフ』『シカゴ』『回転木馬』『負傷者16人』『ヒストリーボーイズ』等人気作品を多数翻訳。

<演出 高橋正徳 プロフィール>

1978年東京生まれ。2000年文学座附属演劇研究所40期生を経て、2005年劇団員となる。木村光一、西川信廣、鵜山仁などの演出助手を務め、 2004年文学座アトリエの会『TERRA NOVA テラ ノヴァ』を演出。以降、川村毅、鐘下辰男、佃典彦、東憲司、青木豪など多くの現代作家の新作や商業演劇等を手掛ける。実力派の若手演出家としても呼び声が高く、地方劇団・学校などで演劇ワークショップの講師としても活躍中。

<スタッフ>

作:マイケル・ジェイコブズ  訳:常田景子  演出:高橋正徳
装置:大田 創  照明:阪口美和  衣裳:山下和美(宮本宣子ワークショップ)
音響:山崎哲也  舞台監督:金子武男
宣伝美術:市川きよあき事務所  イラスト:米山夏子
制作:白川浩司 前田安寿子 吉川朋美